老人ホームで働くノウハウ 老人ホームの特徴や仕事内容

老人ホームの特徴や仕事内容

介護スタッフなどが勤務する老人ホームはいくつか種類があり、有料老人ホームや特別養護老人ホームなど様々です。施設によって仕事内容も異なり、求められる能力も違ってきます。有料老人ホームは比較的自分で立ち上がることが出来る利用者が多く、身の回りのことをサポートする仕事がほとんどです。食事の準備やセッティング、利用者によっては入浴介助や排泄介助も必要です。朝は起きてきた利用者に朝ごはんを提供したり、バイタルチェックをしてその日の健康状態を把握します。お風呂に入るときには入浴のサポートをして、着替えも手伝うのだ。民間の企業が運営していることが多く、入居料も高めに設定されています。高級な有料老人ホームになると言葉遣いに気を付ける必要があったり、マナーを守って利用者と接する必要があるケースも珍しくありません。

特別養護老人ホームは介護老人福祉施設とも言われる場所で、地方自治体や社会福祉法人などが運営している公的な施設です。対象は65歳以上の要介護認定3~5を受けている方、且つ常に介護を要する方です。寝たきりや認知症などが重症な高齢者、緊急性がある高齢者が優先的に入居することが出来るのが特徴です。症状によっては食事を食べさせたり、一人でお風呂に入れない場合は機械を使って湯船に入れたりします。常に見守ることが求められることから、日勤だけでなく夜勤のスタッフも在籍しています。夜間は見回りを行い、入居者に異常がないか確認することも仕事です。このように一言で老人ホームといってもサービスや求められるスキルには様々なものがあります。働く際には、事前にサービスや必要なスキルをリサーチしてしっかりと老人ホームを選ぶことが大切です。